山口 幸文

1951年 横浜生まれ

1975年 大阪芸術大学 工芸学科卒

1989年より毎年度個展開催

      銀座 ギャラリー久和乃

      アートギャラリー京ばし

      代官山 ギャラリー無垢理

      銀座 小野画廊

      大崎 O美術館

      横浜元町 Luonto 等

 

   クラフトマンズヨコハマ会員            


今、世界中で起こっている人々の争い事。

私達が加速度的に汚してしまっている、水、空気、自然。

はるかな理想の世界かもしれないけれど、

人を愛する気持ち、自然を愛する気持ちを、

私は作品を通して表してゆきたい。

 

Too many conflicts all over the globe,too much pollution in the air,water and soil. our world seems to be accelerating towards collapse,and we cannot stop this tide.It can be said that living while loving people and nature is an ideal doctrine.But I want to be an evangelist who foster their preciousness throughmy works.



山口 八千代

1952年 横浜生まれ

      旧姓松賀八千代

'70年 横浜翠嵐高校 卒

'74年 大阪芸術大学 工学科卒

1988年より、神奈川県立白山高校、

 福井県越前窯の穴窯焼成に参加 

'03年 陶芸財団公募展「凛」 入賞

'04年 同展「艶やかに座る人」入賞

'09年 同展「飛翔」     入賞

'10年 同展「動虫華石」   入賞

’15年 「エジプトの女王」全陶展

          神奈川展入選

 「憧れの日の装い」陶芸財団展入選 

               

 

   クラフトマンズヨコハマ会員


「三月の決心」

2011年の東北の大災害を目の当たりにして、いてもたってもいられない気持ちが私の中に溢れ、四月締め切りの陶芸財団公募展に応募しようと夢中になって作った作品です。

花嫁のベールは白い細い磁器で出来ています。

あたかも珊瑚のかけらか仏舎利のようです。彼女の周りにあった木や花や動物や車や家や船や、たくさんの、本当にたくさんのものや命があの津波で流されました。

その全ての瓦礫の中から、凛として立ち、たくさんの失われてしまったものへの想いをベールのように引きずりながらも、真っ白な明日を生きてゆく花嫁の姿を作り上げる事で私のエールとしたのでした。